2022/10/11 18:24

コーヒーの価格はお店によってバラバラですよね。
1杯100円から1000円以上のものもあります。
なぜこんなに幅があるのでしょうか。
■コーヒー豆のランクの違い

コーヒー豆は品質や味わいによるランク付があり、その素材の違いがコーヒーの価格に影響します。
コーヒーのランクはよく「コーヒーピラミッド」で表し、スペシャルティコーヒーをトップに4段階に分類されることが多いです。
・スペシャルティコーヒー
・プレミアムコーヒー
・コマーシャルコーヒー
・ローグレードコーヒー
■スペシャルティコーヒー

最高グレードのスペシャルティコーヒーは、全生産量の約5%の品質のもので、カッピングで80点以上の点数が取れるものとしており、高値で取引されます。
栽培から抽出まで徹底した品質管理が行われ、特徴的な風味や酸味があり、口あたりや後味の印象も良いです。
■プレミアムコーヒー
次にランク付されるのがプレミアムコーヒーで、生産地や農園などの情報をトレースできます。
スペシャルティコーヒーほど徹底されていませんが、準じた品質管理がされており、品質は比較的高くなっています。
2番めのランクですが、ブルーマウンテン、キリマンジャロ、ハワイコナなどの有名な銘柄が多いです。
■コマーシャルコーヒー

コマーシャルコーヒーは生産地の規格で格付し一般流通するもので、「コモディティコーヒー」ともいわれます。
流通量が一番多く、コンビニやスーパーなどの量販店に陳列され、手軽に安く手に入れることができます。
■ローグレードコーヒー
ローグレードコーヒーはランク分けで一番下にあたり、主に缶コーヒーやインスタントコーヒーの原料として使用されています。
■まとめ

今回はコーヒー豆のランクによる違いについて説明しました。
品質管理が徹底されているスペシャルティコーヒーは、雑味の少ないコーヒー本来の味を楽しめる品質となっています。ですがこの評価は品質を得点で評してランク付されているものなので、品質が高い=美味しいとすべての人が感じるというわけではありません。 缶コーヒーやインスタントコーヒーが美味しいように、ランクが下でも美味しいコーヒーはたくさんあります。
あくまで評価基準によるランクなので、参考程度に色んなコーヒーを飲んでみてどれが自分の好みのコーヒーか探してみてはいかがでしょうか。